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2013-08-26

晩夏の候

 8月終盤、だんだんと暑さもやわらいできたような気がします。
学生の夏休みも、もうすぐ終わり。今日から二学期というところも。
夏の思い出を惜しみつつ、がんばっていきましょう。

集文社でもさまざまな新しい企画が進行中です。
ここでご紹介できるものは少ないかもしれませんが、スタッフ一同がんばっていきます。
ホホジロザメのペーパークラフト。
 意外とかわいいものです。

集文社がお届けする1ピースクラフト「すぐできる」シリーズ
台紙から外してタブを差し込むだけなので、制作時間30分くらいでしょうか。
本当にすぐできます。

2013-08-22

ル・コルビュジエと西洋美術館

 現在、東京・上野の国立西洋美術館では「ル・コルビュジエと20世紀美術」展が開催されています。
20世紀を代表する建築家であるコルビュジエですが、日本にも基本設計を手がけた建築があります。
それが、この展覧会を開催している西洋美術館の本館です。
国立西洋美術館は、JR上野駅・公園口から上野公園に入ってすぐ右手側にあります。
設計はコルビュジエが、施工は日本人建築家が行い、昭和34年(1959年)に開館しました。
華美な装飾もなく、直線的で無機質な輪郭を持つこの美術館は、素人目には非常にシンプルな構造であるかのように映ります。
しかし、あるいは細部に注目し、あるいは全体を把握すればするほど、至るところに多くの工夫が凝らされていることがわかります。
西洋美術館は、普段なら何気なく通り過ぎてしまうような静けさを持つ外観でありながら、「無限に成長する美術館」という動的な側面を内包しています。
ペーパークラフト『重要文化財 国立西洋美術館・本館』
A4サイズ
展開図:3枚/説明:1枚
もし西洋美術館を訪れる機会があれば、美術品だけでなく、建築にも目を向けてみてはいかがでしょうか。

ペーパークラフト『国立西洋美術館・本館』では、そのエッセンスをわずかでも取り入れられないかと考え、吹き抜け屋根から差し込む光と19世紀ホールを再現しました。
ただ見るだけではなく、自分の手で作ることで、コルビュジエの建築をより楽しむことができるかと思います。




2013-08-20

【free paper craft】金魚のペーパークラフト・その2

 別に金魚シリーズ……というわけではないのですが、今回も金魚のペーパークラフトです。
先週の金魚(Free paper craft Golden fish1)より少し大きめ、姿形もより本物っぽく仕上がります。

写真の一番右にある金魚を作りました。
PDFはこちら。(Google Drive)


細かいので、作るのは少し難しいです。
「もっと読む」をクリックすると、写真付きの作り方解説がご覧頂けます。

2013-08-12

【free paper craft】小さな金魚たち - Goldfish


 東京では最近、とても暑い日が続いています。
すでにお盆休みの方もいらっしゃるかもしれません。
暑すぎて外に出たくない……そんなときには、冷房の効いたお部屋でペーパークラフトを。
金魚のペーパークラフト。

PDFはこちらから↓
https://docs.google.com/file/d/0B7du3E-pmmt6Zkg3bW5QVjg5Mnc/edit?usp=sharing
(追記:JPGファイルは圧縮されてしまうようなので、PDFファイルにしました。Googleドライブで公開しています。)

小さな金魚のペーパークラフトです。カラーは3色。
ダウンロードしてご家庭のプリンターでプリントしてください。

★追記:少し大きな金魚のペーパークラフトもあります。
    →Free paper craft Goldem fish 2

作り方は以下。

夏期休業期間のお知らせ

暑い日々が続いておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
さて、今年は下記の期間を夏期休業日とさせていただきます。

2013年 8月14日(水)〜18日(日)

この間にいただいたお問い合わせ・ご注文については、8月19日(月)より、順次対応させて頂きます。
集文社・直営オンラインショップでは、8月13日(火)午前中までにご注文いただくと、休業期間前に発送できます。

ご不便をおかけしますが、何卒よろしくお願い致します。
良い夏休みをお過ごし下さい。

(株)集文社

2013-08-05

ペーパークラフトの歴史


 「切り取り線・のりしろが印刷された紙でつくった立体模型」=いわゆるペーパークラフトはいつ頃から作られ始めたのだろう?
…と疑問に思ったものの、インターネットで調べても、なかなか情報がありません。
そもそも、紙という素材の性質上、現在まで残っている資料が少ないようです。

私が少し調べたことをまとめてみました。
備忘録的なものです。間違いがありましたらご指摘ください。


 ヨーロッパのペーパークラフトについては、このサイト(※外部リンク・英語)に、18〜19世紀頃のペーパークラフトが紹介されています。
家や船などの建造物が多いですね。

 日本では、江戸時代から立版古・たてばんこ(※外部リンク)、組上灯籠、切組灯籠などと呼ばれる錦絵の一種が流行しました。
芝居の名場面や風景を再現したジオラマのようなもので、夜には灯籠のあかりに照らされ、夏の風物詩となっていたのだとか。
明治期には、教材としても用いられました(※外部リンク)

 このように、印刷・出版の発展と共に歩んできたペーパークラフトですが、紙以外のさまざまな素材を立体化する技術が向上していく中で、だんだんと下火になっていきます。