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2013-12-13
2013-08-22
ル・コルビュジエと西洋美術館
現在、東京・上野の国立西洋美術館では「ル・コルビュジエと20世紀美術」展が開催されています。
20世紀を代表する建築家であるコルビュジエですが、日本にも基本設計を手がけた建築があります。
それが、この展覧会を開催している西洋美術館の本館です。
国立西洋美術館は、JR上野駅・公園口から上野公園に入ってすぐ右手側にあります。
設計はコルビュジエが、施工は日本人建築家が行い、昭和34年(1959年)に開館しました。
華美な装飾もなく、直線的で無機質な輪郭を持つこの美術館は、素人目には非常にシンプルな構造であるかのように映ります。
しかし、あるいは細部に注目し、あるいは全体を把握すればするほど、至るところに多くの工夫が凝らされていることがわかります。
西洋美術館は、普段なら何気なく通り過ぎてしまうような静けさを持つ外観でありながら、「無限に成長する美術館」という動的な側面を内包しています。
もし西洋美術館を訪れる機会があれば、美術品だけでなく、建築にも目を向けてみてはいかがでしょうか。
ペーパークラフト『国立西洋美術館・本館』では、そのエッセンスをわずかでも取り入れられないかと考え、吹き抜け屋根から差し込む光と19世紀ホールを再現しました。
ただ見るだけではなく、自分の手で作ることで、コルビュジエの建築をより楽しむことができるかと思います。
20世紀を代表する建築家であるコルビュジエですが、日本にも基本設計を手がけた建築があります。
それが、この展覧会を開催している西洋美術館の本館です。
国立西洋美術館は、JR上野駅・公園口から上野公園に入ってすぐ右手側にあります。
設計はコルビュジエが、施工は日本人建築家が行い、昭和34年(1959年)に開館しました。
華美な装飾もなく、直線的で無機質な輪郭を持つこの美術館は、素人目には非常にシンプルな構造であるかのように映ります。
しかし、あるいは細部に注目し、あるいは全体を把握すればするほど、至るところに多くの工夫が凝らされていることがわかります。
西洋美術館は、普段なら何気なく通り過ぎてしまうような静けさを持つ外観でありながら、「無限に成長する美術館」という動的な側面を内包しています。
![]() |
ペーパークラフト『重要文化財 国立西洋美術館・本館』 A4サイズ 展開図:3枚/説明:1枚 |
ただ見るだけではなく、自分の手で作ることで、コルビュジエの建築をより楽しむことができるかと思います。
2013-08-05
ペーパークラフトの歴史
「切り取り線・のりしろが印刷された紙でつくった立体模型」=いわゆるペーパークラフトはいつ頃から作られ始めたのだろう?
…と疑問に思ったものの、インターネットで調べても、なかなか情報がありません。
そもそも、紙という素材の性質上、現在まで残っている資料が少ないようです。
私が少し調べたことをまとめてみました。
備忘録的なものです。間違いがありましたらご指摘ください。
ヨーロッパのペーパークラフトについては、このサイト(※外部リンク・英語)に、18〜19世紀頃のペーパークラフトが紹介されています。
家や船などの建造物が多いですね。
日本では、江戸時代から立版古・たてばんこ(※外部リンク)、組上灯籠、切組灯籠などと呼ばれる錦絵の一種が流行しました。
芝居の名場面や風景を再現したジオラマのようなもので、夜には灯籠のあかりに照らされ、夏の風物詩となっていたのだとか。
明治期には、教材としても用いられました(※外部リンク)。
このように、印刷・出版の発展と共に歩んできたペーパークラフトですが、紙以外のさまざまな素材を立体化する技術が向上していく中で、だんだんと下火になっていきます。
2013-07-29
Paper Design.
「ペーパークラフト」って何?
「ペーパークラフト」と聞いて、まず何を思い浮かべたでしょうか?
ぜんぜんわからない…という方のために
英語では、"paper model"(紙の模型)と呼ばれるようです。
また、キャラクターやフィギュアのようなものを"paper toy"(紙のおもちゃ)と言ったり、仕掛けで動くタイプのものを"paper automata"(紙のからくり)と言ったり…まだまだ呼び名はあるかもしれません。
大きさもカタチもいろいろ。でも素材は紙だけ。
このブログでは、意外と(?)奥深く、そして楽しいペーパークラフトの世界を紹介していきたいと思います。
ぜんぜんわからない…という方のために
★3秒でわかるペーパークラフト
この紙を組み立てると…
↓
こんな立体に
要するに、紙を切り貼りして、色々なカタチや仕組みを作る遊びです。
そういえば、子どものころ雑誌の付録で作ったな〜、と思った方も多いのでは。
英語では、"paper model"(紙の模型)と呼ばれるようです。
また、キャラクターやフィギュアのようなものを"paper toy"(紙のおもちゃ)と言ったり、仕掛けで動くタイプのものを"paper automata"(紙のからくり)と言ったり…まだまだ呼び名はあるかもしれません。
大きさもカタチもいろいろ。でも素材は紙だけ。
このブログでは、意外と(?)奥深く、そして楽しいペーパークラフトの世界を紹介していきたいと思います。
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